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平成20年2月29日の北海道新聞に掲載された タイトルを使わせてもらった。 ある事故(事件)の裁判が平成22年3月11日(木)札幌地方裁判所で 午前10時30分から行われるという。 この事故(事件)は、僕の友人の息子が遭遇した、痛ましい事件だ。 事故という言葉で終わらせてはいけないと思い、書いている。 ヒューマンファクター(人為的要因)の積み重ねによってこの事件は起こるべくして 起こったと感じるからだ。 平成20年2月23日の夜に起こった。 折しも全道的な猛吹雪になると、天気予報が流れていた。 新聞記事の冒頭にはこう書かれている。 〈【豊浦、蘭越】大荒れの天気となった23日、胆振館内豊浦町の道道で、後志管内 蘭越町の会社員山本浩文さん(28)の乗用車が猛吹雪で立ち往生し、山本さんは 翌日夕方、吹きだまりの中の車内から 遺体で見つかった。現場は酪農地帯で、民家が点在している。 以前から住民が「吹きだまりが発生しやすく危険だ」と指摘してきた道路。 何が死につながったのか。〉 本文要約 道路管理者によると、山本さんが立ち往生した所は「土日で職員が休みのため、 道路を巡回しなかった。」 翌24日除雪を開始したが暴風雪がやまず、ようやく通行止めにした。 事件の起きた周辺道路の巡回は、週2回以上で「規定通りやったが結果的に、 このような事件は想定出来なかった」と話す。 家族は、「暴風雪のときに1回でも巡回していれば、助かったのでは」と 無念さを募らせている。 道路が道路でなくなるほどの短時間の積雪と、方向感覚を狂わせる吹雪の中で 危険を感じ、通い慣れた道である にも関わらず、少しでも吹雪が止むことを思いそこに留まったのだろうか。 北海道は、山一つ越えただけで天候が大きく変わる。 太平洋側の天候だけで巡回を不用とした、道路管理者と巡回員の判断は、 正しかったのか。 私は思う。道民の安全に関わる機関が型どおりのマニュアルに従って仕事を するだけではいけない。 マニュアルには、異常時のパトロールの規定もある。 今回は異常気象ではなかったのか。 どのような状況であれ、地域の安全性を考えて整備することが不幸な事件を 未然に防ぐのだと思う。 |
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